お久しぶりです。
先日、一緒に六段に合格した戦友(今は剣友ですね)先生から、手の内の関する貴重なTV放映の共有がありました。 忘れずに共有戴けることはとても嬉しいことです。
まず私の現状
出稽古などで、七段の先生に稽古をお願いして注意される定番の一つが「打ちが弱い」「打たれた気がしない」というもの、また「スナップを効かすように」とか
要は稽古不足な私は、「手の打ち」が出来ていないという事だと思います。(踏む込み足もあるとは思いますが)
だから自戒や自分への備忘録の意味もありつつ報告します。
手の内の考え方 その1
とても有難きことに六段審査に向けて何度もブログ上で、ご指導下された「37式ヨシ先生」の動画です。
雑巾でなく、茶巾を手の内で絞るというもの
※勝手に引用申し訳ありません。
納得の動画です。
手の内の小指と薬指と腹で茶巾を絞るというもの
打突寸前に絞れば、小指と薬指で急にブレーキを掛けられた竹刀は、刃筋正しく&前につんのめる様に剣先が走る形になると思います。これは素振り、特に一挙動の面打ち時に意識しております。
手の内の考え方 その2
戦友から共有された内容 最近気になった疑問が解決しました。
疑問とは
腕力のない私は、軽い竹刀や手元がやや太い竹刀を使って稽古しておりました。当然審査も
先日六段合格祝いに「古刀型」で「柄の部分だけ小判型」の竹刀を頂戴しました。
わっ少し重いかな・・・・って感じです。
もう素振り用かな?と思いきや・・・・・・・
実は、この竹刀での稽古が一番調子が良く、気持ち良く相面を打ち込めるのです。
自分より強い先生に相面で勝負できる場面すらありました!
なぜ・・・・・重い竹刀なのに???
あえて良き点を探すと
1,先生から頂戴した竹刀である点
2,左手の小指と薬指の納まりが良いという点
回答は下記リンク
古武術に学ぶ体の使い方。 (6)「“手の内”とは?〜小指・薬指に隠されたチカラ」
再放送もあり、またNHKプラスでも見れます。
小指と薬指で竹刀を絞ることで、腕も足もいつも以上のパワーをだすというもの
だから、あの重い竹刀の方が、相面で調子が良いのかもしれません。
そう云えば、竹刀を下された先生は、竹刀の柄を手の内に合う良いに0.1mm単位で削っているらしいです。
そんなことも関係あるのかもしれません。
まだまだ手の内に関しては、勉強不足です。
というか「手の内」奥が深いです。
だから「手の内はあかさない」という言葉があるのかもしれませんね!
こんな考え方もあるよ こんな練習が大切だよ なんてコメント頂けたら幸甚です。
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中でも小学4年生から6年生までの3年間ご指導いただいた先生の思いを受け継ぎたいと考えています。
その先生は、姫路で連隊長をされていたようです。
その先生に、動画に上げた茶巾絞りを教わりました。
打突力ですが、私的には腕力より手の内が重要だと考えています。
また、振り上げ振りおろしは腕力ではなく、両肩を軸に振るのが良いと考えています。
使い方としては、いったん竹刀を置いて、万歳をすると腕力がなくても竹刀が振れることがわかると思います。
そこで、小手を着けた時の握りが問題になります。
親指と人差し指のV字が弦の延長線上にあり、いわゆる上から握ること。
横握りになると、打突時に親指のみで衝撃を受けるため打突が締まりません。
動画で分かりにくいのですが、打突時に使うのはスナップではなくコック(伊保範士の表現です)だそうです。
金づちで釘を打つような手首の使い方です。
また、よく言われる小指と薬指を絞め、人差し指と中指を緩めると手の内に余裕・遊びができ手の内の中で柄が動き、打突時に剣先が走ります。
この使い方ができると、あまり振りかぶらなくとも手の内の操作で剣先が動くため打突力が上がります。
文章とは関係ありませんが、還暦前の相掛りをアップしたのでアドレスを張らせてください。
毎度、長文すいませんm(__)m
https://youtu.be/kEAc7aKB9BQ